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子供の将来のためにも良い学校に入ってほしいですよね。そのためには良い中学校や塾選びが必須となります。

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中学受験を考える(3)

唐突ですが、結論からいうと、私立中学校もよいかな、と思うんです。

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ボクシングのとある親子のように、ピアノの天才少女のように、卓球少女やスケート少女、幼いころから、特別に何かに秀でていた人が、一生その道にまい進し続けることが、美しい生き方のように思われていませんか。

彼らは、おそらく子供らしい他の遊びを我慢し、技術を磨くことに精進し、あるいは学業を犠牲にしているかもしれません。

最近は、スポーツなどに秀でた能力も、学力並みに評価され特待制度のある学校が増えていますから、学力に秀でた者だけが、優秀校に進めるわけではなく、その人材育成の幅は広がっているのでしょう。

私には、自分の子供がそれほど特別に、一芸に秀でた分野があると思わなかったし、幼いころに、ひとつのことに集中させてもこなかった。特別に頭の良い子だとも思えないし、ごくごく平均的な子供です。

きっと、何も才能がないわけではなく、見つけなかったと言ったほうがいいでしょうか。ほとんどの親がそうでしょう?

そんな子には、なにか自分で目標が見つけるまで、とことんアドバイスなく、普通の道を与えておいてもよいのかもしれません。歩いていける公立学校に通い、特別な受験勉強もせず、そのぶん時間をのんびりと使えるゆっくり生活です。

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ただ、子供自身の言葉で夢を語らせてみて、何に興味があって、どんなことをやってみたいのか、聞いてみたとき、この子には、私立の方が合っているのかもしれないと感じたのです。

まだまだ言葉数も少なく、表現力にも乏しく、自分で判断をさせるには足りないことが多すぎます。最終的にはもっと公立と私立の違い、私立学校のメリットを知っておかなければ判断できません。

娘が言うには・・・

・興味がある分野を深く知りたいと思う。(特に生物と科学)
・知りたい知識について調べる手間をいとわない。
・調べたことを話し合える人が欲しいと思う。

もちろん・・・

・地域のお友達と仲良くしたい(小学校の友達と一緒の学校に進む)
・たくさん友達を作りたい
・楽しい部活動してみたい

という夢もあります。この中で何がいちばん、「うちの子らしい」と感じて、彼女の成長にとってよかれと思えるか、受験勉強させて高い授業料を出して、見合うだけの魅力を私立中学にあるか、それは、親が判断(手伝い)してあげないと、子供が持っている知識だけでは難しいかもしれません。

これから、中学校探し(もちろん公立も含めて)が始まります。どんな特色があって、どんな勉強ができて、どんな夢を持てるか。そこに、わざわざ中学受験する意味があると思うのです。

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ただ、私立中学がわが子に合っているかもしれないと思えば、それとともに、今の中学受験が、学校のカリキュラム以上の知識を勉強しておかなければ対応できないという「現状」に対する策を考えなければいけません。

いわゆる「受験勉強」です。

義務教育を終えてからすればよいと思っていた私には、かなり思い切った意識改革が必要です。

なにせ、お勉強させようと思うと、お金がかかります。時間がかかります。それらを捻出しようとすると、知らず知らずのうちに「お勉強させているお母さん」と噂されることになります。

先ごろまで、その手の話題にはあいまいに付き合っていた人がいつの間にかちゃっかり受験勉強させている、これは格好の井戸端会議のネタになります。

しかし勉強するのは子供本人、親は精一杯のサポートするしかないので、「人の目」を気にしてはいけません。私もまた、「教育熱心よね〜」などと、人のことを話題にしていた事実を反省しなければ…。

そして、受験勉強なんて、子供自身が、「やりたい」とこととそぐわないことの方が多いかもしれません。

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例えば、うちの娘は、科学記号や動物の生態を深く調べて、実際の生活の中で生かしたいのですが、(石を拾って分類してみたり、香水をふりかけてみたり、動物園に行ったり、という具体的な行動です。)受験勉強には、そんなに深い知識は必要がないので、一問でも多く算数の問題を解いたり、慣用句を覚えたりすることの方が大切です。

小学校4年生〜6年生までの子供に対して、自分のやりたいことをしようと思ったときでも、先にこちらの方が大切だ、ということを教えるのは、とても難しいことです。

どうして大好きな本を延々と読んでいられる時間がないのか、大嫌いな算数ばかり、毎日取り組まなければいけないのか、受験勉強の必要性を、子供自身が理解しなければ成り立ちませんが、一体、どれぐらいの子供が本当に自分の意志で勉強しているのでしょう。

希望の中学に入れたとしても、そこでまた、本当に好きなことをたっぷりできるかと聞かれると、そんなこと、答えられません。

ただ言えるのは、公立中学校に比べると、目的を持った子供が多いのではないか。そこに期待したいです。

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